山陽道 草津物語~広島県の草津から~



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草津ブログ
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小川商店
東京都→広島県因島市

■あゆみ
1932年(昭和7年)東京芝商店街にて小川商店創業。後に小川蒲鉾店へ店名変更
1944年(昭和19年)閉店。店は戦火で焼失
1946年(昭和21年)5月 抑留されていたシベリアから小川渉さん帰国
1950年(昭和25年)広島県因島にて小川商店再興
1999年(平成11年)7月 閉店

■小川商店(小川蒲鉾店)
小川商店(小川蒲鉾店)
東京で創業された小川商店。芝の商店街にあったとのこと(現在の東京タワー近辺)
「さつまあげ」「はんぺん」の文字が見える。この写真では途切れているが、看板には「かまぼ古 小川商店」と書かれている。

小川商店(小川蒲鉾店)
新装開店後の小川蒲鉾店。隣接する鰹節店など5店ほどと共同で建て替えか。
掲げられた宣伝文には「新築披露五店総合大売出し」の文字がある。大特売として「上はんぺん 五枚 十銭」「さつま揚 十二ヶ 十銭」と書かれている。商品ケースには竹輪などが盛られているのが確認できる。

■人
初代 小川渉(おがわわたる) 明治43年8月15日生まれ 昭和35年1月12日逝去
二代目 小川佳延(おがわよしのぶ) 昭和11年4月3日生まれ

■小川渉さん
小川渉 Wataru Ogawa
愛媛県の大島出身。同郷出身の村上さん(カネテツ創業者)のもとで蒲鉾づくりを修行。
東京の芝(現在の東京タワー付近)の商店街で小川商店を創業する。後に小川蒲鉾店へ店名変更。揚げ物とすまきを主力商品として販売していたが、渉さんは軍隊に招集される。
戦況は悪化し東京の近辺で爆撃もあり、妻のフサ子さんは郷里の広島県の三原の久井へと疎開。店は従業員が守っていたが、戦火で焼失する。
昭和20年に第二次世界大戦は終了したが、渉さんはそのままソ連によりシベリアへ抑留される。昭和21年5月、帰国を果たし妻の郷里の久井へ戻り一時療養する。
昭和25年、妻のフサ子さんの姉夫婦が因島でパン屋を営んでいた縁で、因島で蒲鉾屋を再開。
再開にあたり、かつて世話になった村上さんに挨拶に行くと、使っていないからと蒲鉾製造機械の提供を受けた。

小川渉 Wataru Ogawa 蒲鉾製造
すり身を台に置いて作業している渉さん。東京の店舗にて。奥にあるのは製造に使用する機械か。

■小川フサ子さん
小川フサエ Fusae Ogawa
小川渉さんの妻。広島県の久井出身(現在の三原市)。小川商店(小川蒲鉾店)を渉さんと共に切り盛りする。

■高谷さん
高谷
小川渉さんの妻フサ子さんの姉の夫。因島でパン屋を営んでいた。
写真は高谷さん一家。右上が高谷さん。
パンづくりだけでなく、細工蒲鉾に使用する木型を彫る技術もあり、小川商店でも高谷さんの彫った木型を使用して亀など各種細工蒲鉾を製造していた。

岩国 錦帯橋 小川商店 小川渉
小川渉さん(後列左)と家族・知人。岩国錦帯橋にて。昭和30年頃か。

■小川佳延さん
小川商店二代目。小川渉さんの息子。平成11年まで小川商店の営業を続ける。
閉店後は地元の小中学生に野球を指導。日曜日には試合の審判も勤め、因島市から表彰も受ける。その姿はテレビ朝日『人生の楽園』でも紹介された。

京都 西本願寺 小川商店 小川佳延
小川佳延さんと妻の信枝さん。2011年、京都西本願寺にて。

■商品
はんぺん
さつま揚げ
竹輪
すまき
カレー天
野菜天
ささみ入りてんぷら
細工蒲鉾

 

■謝辞
本ページの作成にあたりまして、小川商店関係者様には大変お世話になりました。ありがとうございました